駄目な会議の典型。
まず、
「会議の議題が曖昧にしか伝えられていない。」
- 具体的なアジェンダが出てこない会議はもうその時点でだめ。ただし、一切記録を残すことの出来ない秘密組織の会議は別。
- 何にどの程度時間をつぎ込んで話をするつもりなのか?が不明。
- 今日どこまで話を進めたいのかも?が不明。
しまいには脱線した議題で議論が始まったり。。。
時間だけが無情に過ぎていきます。
#そういうのは、酒飲みながら話しましょうよ。
「集められた理由が不明」
集められたメンバーに対して、
- 情報を共有したいのか?
- ディスカッションをしたいのか?
- 承認を得たいのか?
責任がグダグダな組織でありがちなのは、
「無駄に情報を共有(誰に向けて発しているのか不明)」し、
「解決したい問題も無駄にディスカッションしたがり」、
「無駄にみんなの承認を得たがる」形。
大抵は何かが決定する前に話しが霧散する。
「そもそも会議を開催した動機が不明」
主催者の、
- ○○を良くしたい!
- ○○を何とか解決したい!だから意見をくれ!情報をくれ!
#上に「これをどうすんだ?」っていわれたので全員集まれ的な。
ほぼ確実に建設的な議論の場にならず、
会議への不満が導火線となり集められた人たちの怒号が飛びやすい。
「そういうのにどう対応するか?」
幾つかに分類してみる。
- 主催者がそもそもそのミーティングの意図や目的を理解していない。
- 主催者がそもそもそのミーティングの意図や目的を伝えた気になっている。
- わざと曖昧にしている。
1の場合は、出るだけ不毛な気もします。
それでも何か熱いものを感じるのならばあれですが。
2の場合は、悩んでる当事者はその問題のことをいつも考えているので、
当然自分の周りのみんなも前提知識や悩みは共有できているはず!状態。
そんなやついねーよと思うけど、割とある気もします。
大抵、会議開始後すぐに無駄に空回り。
3の場合は、気を抜かずに守りを固めて望む。
そういうミーティングに限って無駄に人を集めようとするものであり、
それは往々にして「みんなで話はしんたんですが…」という言い訳用の集まりの香りがします。
そして、
「駄目な会議の後」
会議の議事録や決定事項が直ぐ共有されてない会議はあの時間はなんだったんだと思うくらい駄目。
アジェンダがない会議は、何を話すべきだったかすら曖昧にされ、なんだかよく分からん決定事項が流れたりする。
もっとはっきり言うと、「会議を共有した」という事実と主催者に都合よくまとめられた結果を出しやすいのは、アジェンダを周知しない会議。
発言には気をつけましょう。
というか人間そんなに馬鹿ではないので、徐々に誰も会議で発言しなくなります。
もし私が、こういう会議を開いていたら指を刺して笑ってください。
そして駄目だよとしかってね。
釘山 健一
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また、下の最強組織の法則―新時代のチームワークとは何かは、Amazonのレビューが非常にズキンときたので読んでみようかなと思った。
ピーター・M. センゲ
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部門の方向性が良く見えない。
上から仕事が思いつきのように落ちてきて、背景が良く分からない。
会議やミーティングでの議論がなく報告ばかりになっている。
最近、メンバーが蛸壺に入っているようで、仕事の連携がうまく取れていない。
皆がボーナスに直結する目先の個人業績ばかりに目が言っているように感じる。
日常業務の処理で手一杯で、事業の将来について考えている余裕が無い。
どうせ言っても無駄だなと、上司に口を噤んでしまう・・・。
皆さんの部署では、こう言った経験はありませんか?
業績が悪くなるとこのような現象がよく起きると思います。
この本は、そういった状況から脱出するために、もしくはそういった事態に陥らないようにするために読む本です。
マネージャーやチームリーダーといった人を動かす立場の方は是非読んで欲しい一冊です
3 件のコメント:
そんな打ち合わせしているプロジェクトは大体火を噴いちゃうね。
こめんとありがとう。
殴り書きで読みづらくてすまんよ。
>そんな打ち合わせしているプロジェクトは大体火を噴いちゃうね。
そうなんだよね・・・
まいったなと。
なんだか決定事項が曖昧だけど、
次回がやたら先って場合、なんなんだろう。
結局、解決する気なんてないってこと?
それとも必要なものは得られた?
「私がいったわけではなく、みんなはこういってんですよ!」てきな。
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