「ふりかえり」をふりかえる

2011/09/02

その他

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き
Esther Derby Diana Larsen
オーム社
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上の本の著者の一人である、Esther Derbyさんのかなり昔のエントリーだけど、
「ふりかえり」が失敗する8つの理由 です。

シンプルな文章ですので原文でもいけちゃうと思います。
が、こちらに、ポイントだけ訳されたものもあります。

そちらより、ちょっと(というかほとんど)拝借。

1.準備不足。
⇒アジェンダをしっかり用意すること。

2.焦点があいまい。
⇒前回のイテレーションの改善に集中。

3.データが集まっていない。
⇒何かを変えようとするまえに、「実際に何が起きていたか」を話す。

4.1人か2人が会議全体の会話を独占してしまう。
⇒ペアにしたり、グループを作ったりして話あうアクティビティを持つ。

5.自分たちではどうにもならない障害について議論する
⇒自分たちができること、あるいは影響できることに集中する。

6.チームでやりきれない分量を出してしまう。
⇒次のイテレーションでできることだけ。

7.チームがアクションするやる気にならないことを選ぶ。
⇒やる気がでることをやる。

8.個別に「改善計画」なるものをメンテする。
⇒日々の活動の中に織り込む。改善項目をストーリーカードとして入れてしまい、次のイテレーション計画に織り込む。



・1~3は、「ふりかえり」にのぞむ上で。
・4~7は、「ふりかえり」の場を進める上で。

どんだけ、4~5をがんばったところで、1~3でダメな時点で絶対失敗してる気がします。

あと、当たり前のことだけど、
なんのためにふりかえりをするのっていうのを見失わないことかな。
#企業活動のなかだと割りとある気がします。
#「やることになってるからやっとっか」的な

でなければ、8までは回らないよね。

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