愛と妄想の手作り餃子 ~そしてレミパンの蓋

2008/05/16

グルメ ジオタグ 男の料理

餃子はいい。なにがよいって、もちろんあれだ。

女友達と仲良くなりはじめ、「お、俺たち付き合ってるのかな?」とか思っちゃってるさなかに、
「今度、おうちでご飯作ってあげようか?何か作って欲しい?」とか聞かれた時はなんと答えるべきか?

答えは当然、「餃子」である。

なぜか?

わかりやすいようにまず餃子を作る工程を思い出しながら語ってみようじゃないか。

まず材料を買ってくる。

二人で食う量なんてたかが知れてる。調味料が揃ってるなら缶ビール二本とあわせても2000円もあればおつりがくる。

材料だが、大き目の皮を使って20個分でこれくらい。
  • 豚挽肉 120g
  • にら 1束
  • キャベツ 3枚
  • しょうが 1かけ
  • にんにく 1かけ
  • 椎茸 2つか3つぐらい
  • オイスターソース 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • 醤油 大さじ1
  • ごま油 大さじ1/2
  • 塩 小さじ1/2
  • こしょう 少々
調味料はしっかり味付けするぐらいの分量である。薄味がよければ分量を減らそう。

キャベツは、お湯でさっと茹でても良いし、塩もみしても良い。そのままでも良いけどね。

家に海老(冷凍でOK)があるなら細かく刻んで入れるとぷりっとする。入れれば入れるほどぷりっとするのかもしれない。

椎茸も干し椎茸があるならば少なめのお湯で戻して、そのお湯が冷めたら材料と一緒に50CCくらい混ぜても良い。そこは野菜の量に応じて加減しよう。出来上がりが素敵なぐらいジューシーになってくれる。
種が少しべちゃっとするが問題はない。どうせ包むのだから。
手作り餃子で高ポイントを稼ぎたければその一つの指標はジューシーさであることは間違いない。なのでお肉も脂身が多めのものが選べるなら選んだほうが良い。

そうだ、オイスターソースは絶対忘れないように。入れると幸せな味になる。好みでもう少し増やしてもよい。

で、野菜を刻んで混ぜたら捏ねてみようか。

当然、捏ねるの男の役目だ、いつの時代だって。男なら自信を持って「俺が捏ねようか?」と申しでよう。

OKが出たならば気のきく女性ならあなたがお肉をこねてる間に野菜の切った後などを片付けるかも。

捏ねた後は、豚さんにはバイキンがいるかもしれないのですぐに手を洗い、
にっこり彼女に微笑みかけながら、「捏ねたよ」と囁こう。好感度がアップするはず。

で、包みに入るのだが、閉じ方は彼女にやり方を教えてもらうこと。

もしも彼女も初めて作るようなら教わった後に一緒に練習する気持ちでがんばろう。

餃子のたねは「ちょっと少ないかな?」ぐらいでちょうどよい。

詰めすぎて失敗した餃子ほど泣けるものは無い。10点満点より7~8点を目指そう。

包んだ餃子は、ひっつかないように片栗粉か小麦粉をまぶしたタッパ、無ければ机にアルミホイルでもひき、そこの上に並べておこう。

で、焼きあげる。先にフライパンをあっため、油を回してなじんだら、一度火を止めてきれいに餃子を並べべる。なるべく隣り合うもの同士がひっつかないように並べよう。

隣り合うもの同士がひっつくのはまだ後だ。

フライパンに並べる時は軽く底に押し付けてぴったりとくっつく感じで。

最高にジューシーな餃子までもう少しである、ここで気をぬかないでほしい。



スペースが余ったので真ん中にも並べてみた。

ちなみに、今回はアルミホイルに小麦粉をひくのを忘れて少しくっついてしまった。ま、すぐ取れるけど。



中火~強火で焼き始めよう。餃子の底面に焼き色がついてるのを確認できたらお湯を入れる。
お湯が無ければ先に強火にしておいて水をいれても良い。

餃子の高さ1/3くらいまでお湯をいれたら強火にしてふたをする。蒸し焼きだね。

ガス機器にもよるが中火のちょっと強めぐらいのほうが焦がして失敗することはない。びびったら中火だ。

すさまじい勢いで湯気が出てくるはずだが、4~5分して湯気の出が収まり、パチパチと音が変わり始めたらそっと覗いてみてごらん。

美味しそうな熱々の愛の結晶な餃子がそこにいます。

大さじ一杯くらいのごま油をかけてあげると香ばしにおいが立ち昇る。

水っ気がなくなってるようだったらもう終わりだ。



後はフライ返しでお皿にもってビールを開ければ完了。映画でも見ながら全てを喰らう。

ちなみに、蒸し焼きにする為に入れる水だが、大一杯くらいの小麦粉を水にといたものを使うと、
あら不思議、カリカリの羽根突き餃子になる。

焼き上がりの際に小麦粉がグツグツいって固まらないところがある(小麦粉を入れすぎるとなりがち)ようなら、そこにごま油をたらすとカリカリになる。

出来上がりはこんな感じ。フライパンからそのままさらにのせてみた。



ちょっと見ない間に、寄り添う以上の仲になっている餃子達を、バリバリと引き離す。うまい、ビールと最高にあう。

餃子を一人分、自分の為だけに作ってると死ぬほど寂しい気持ちになる(特に包んでる時)が、彼女と一緒に包んでるとあっという間に包み終わる。不思議なもんだが料理ってそういうものだろう。

誰かのためにと思うと手間をかけることが楽しくなったりもする。

逆に、いつも遅く帰ってきてお家でご飯を食べないお父さんは、毎晩一人で作って食べる奥さんの気持ちをさっしてあげよう。(ごめんよ!)

ま、いろんなものをタネに入れて楽しめるのが餃子、包むのが苦じゃなければいろいろ実験して楽しめる。

タネに今度あれを追加してみたらよくないかしら?と妄想を膨らめせながら美味しく頂こう。

ちなみに、焼く時はレミパン(よく出来てるフライパンだと思う)とか蓋をしても中が見えるほうが焼きやすい。

今回は、フライパンは違うけど蓋だけはレミパンのものを使用。

よく出来てるよね、これ。

蓋の蒸気をだすところは、焼いてる途中にちょっと酒を振りかけたたい時そこから入れられる。

これからフライパンでも買ってみようかしら?と思うなら候補に入れても良いかも。

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