Google Maps API Premierに関してもまとめてみた

2009/07/31

自分メモ

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Google Maps API の無償ライセンスに引き続き、Google Maps API Premierに関してもまとめてみた。

日本の窓口はゼンリンデータコム

日本におけるGoogle Maps API Premier販売価格は年間50万円から。

○無償版との違い

Google Maps API Premier には、無償版APIで設けられていた利用制限の解除に加え、
・広告管理やカスタマーサポートなどの追加機能が備わっています。
・99.9%のアップタイムを保証したSLAを設置

もともと商用利用可能だったが、業務で使用するのであれば、Premierのご利用をご検討ください的な。

サービス系で利用するというよりは、業務システムに使用するためのライセンスをわかりやすく整理したという感じ。

○プレミアのライセンスの特徴
・Google Maps API Premierでは、利用用途に合わせ三つのプランを設置

①公開サイトプラン

* 契約期間内のサービス継続保証
* 稼動保証(SLA)

* サポートへの対応
* ジオコード制限上限Up
* 携帯での利用制限上限Up
(static APIのことと思われる)

#以下は、不明な点

* Google の広告表示の義務なし
* より安定したAPIを利用可

ライセンス体系は、以下
  • 100万PVまで
  • 500万PVまで
  • 1500万PVまで
  • 3000万PVまで
  • 無制限
Google Maps APIを使用したサービスを展開しているところ向けと思われ。

ジオコード制限上限Up、携帯での利用制限上限Upをメリットと感じている方、その上限を超えそうなら契約するっていうのもありかもね。


②非公開サイトプラン

非公開サイトプランは無償版の利用許諾で許可されていない利用方法に対応したプランとなっております。

具体的には

* アクセス制限サイト
アカウントを取得するために条件が必要なサイトや、有料サイト
* イントラサイトでのでの利用
* LBS対応サイト(Oracle LBSのこと?これってアダプタが存在するのかな?)
* アプリケーション内での利用
#これも特定の人しか利用できないアプリケーションで利用する場合と言うことだろうね。

  • 5万PVまで 100ユーザーまで
  • 10万PVまで 200ユーザーまで
  • 25万PVまで 400ユーザーまで
  • 150万PVまで 2000ユーザーまで
  • 750万PVまで 8000ユーザーまで
  • 無制限
ユーザ数だけど、オペレータ数の合計かしら?それともマシン?同時利用者数?


③トラッキングサイトプラン

車両追跡等のGPSと連動した仕組みに利用する場合のプラン。

具体的には

* センサーを搭載している
* 車両、営業マン、他のアセット(資産)を追跡する場合

プランの特性上、PVだけでなく、利用者数によるサービスもご用意しております。
となっているけど、
利用者数っておそらく追跡するGPSユニット数の合計?それとも同時で追跡するユニット数?
オペレータの数も含めて?って疑問も。

  • 5万PVまで 100ユーザーまで
  • 10万PVまで 200ユーザーまで
  • 25万PVまで 400ユーザーまで
  • 150万PVまで 2000ユーザーまで
  • 750万PVまで 8000ユーザーまで
  • 無制限
○サポートに関して
サポートは無料とのことだが、

* SLAによるサービス運用の99.9%を保証
* 契約期間におけるサービス継続保証
まぁ、これは当たり前。

気になるのが、
* サポートサイトにおける技術的なサポート
* 技術的なQA集(適時アップ)
* サイトからの質問

どこまで突っ込んだ質問に答えてくれるのかしらね?
ActionScriptなりJavascriptの範疇から超えた話まではおそらくやってくれなそうだし。
どうなのかな?
まぁ、APIの方でも説明がたりないなと思うのも無くはない(GPolyline.fromEncodedのzoomFactorとか)ので、そういうのはさすがに答えてくれるのだろうね?


○印刷を絡めた仕組みが可能か?

ホームページ以外にカタログなどの印刷物にも地図を使うことはできますか?
Google Maps API Premierをご契約いただいたカスタマー様からの申請の内容により、その可否や費用等をお答えいたします。販売担当者にご相談下さい。
できなくは無いみたいだけど、おそらく敷居は高い。
印刷は、Google以外のベンダを利用するという手も検討かしら?

○契約関係

契約後に契約内容を変更することはできません。年単位での一括契約だそうです。
ただし、PVやユーザ数は追加が可能。


○SLA99.9%を達成できなかった場合の補填措置

1ヶ月の月次アップタイムの割合に応じて、サービス期間の最後に追加される無償のサービスクレジットを受けることができます。

スゲーというよりは、当たり前?

むしろ曖昧にしてあとで訴えられるくらいなら先手をって感じかも。

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