Google Maps APIのライセンスに関して

2009/07/30

自分メモ

個人的にまとめてみました。

間違えなんかがあれば指摘していただければと。

あと、結構規約が変化していくみたいなので、2009/7/30日現在でと言うお話で。

まず、大事なことは、

○Google マップとGoogle Maps APIの利用規約は別物

Googleマップは、商用利用不可。Google Maps APIは商用利用可能

規約より抜粋。

・Googleマップ
Google マップのサービスには、Googleが、第三者が著作権を有するデータベースを編集した企業情報データが含まれています。かかるデータを許可なく使用した場合には、それらの第三者およびGoogleに帰属する著作権の侵害となるおそれがあり、また、商業目的での利用は固く禁止されています。ユーザーが企業情報データを取り出すことはできません。


・Google Maps API
Google Maps API は、無料でアクセスが可能なウェブ サイトのみでご利用いただけます。弊社の利用規約(英文)に同意のうえ、商業サイト内でご利用いただくことには問題はありません。

○利用可能なAPIは4タイプ
  • Google Maps JavaScript API
  • Google Maps API for Flash
  • Google Static Maps API
  • Mapplets API


○無償で利用できるための条件。

* 完全公開サイトでの利用
#パスワードでサイトだとしても、だれでもアカウントを取得できるのであれば可。
#ローカルアプリで作ったとしても、誰でもダウンロード等で使用可能であれば可。

* 当たり前だけど、違法行為を助長するような使用ものはだめ。
* 地図上のロゴをいじらないこと。
* あと、印刷用の機能も作成してはだめ。ってのをフォーラムで見た。
 ブラウザから印刷するのはかまわない?
 パンフレットとかに印刷したい!って場合は、

Google Maps API アプリケーションのスクリーン ショットの印刷物やオフライン メディアでの使用

Google マップ画像の印刷物やオフライン メディアでの使用には、次の URL にある使用規約ガイドラインが適用されます。
詳しくはこちらをクリック。


以下みたいな、
* 有料会員しかサイトを利用できない
* 会社内またはイントラネット内でしかサイトにアクセスできない
* 制限のあるサイトでの利用(イントラ、有料サイト、独自アプリケーションなど)
* 車両トラッキングなどでの利用(GPS利用など)
  #車両追跡の機能は無償版だと作っちゃだめだったと思うんだけど、
   変わったかもしれません。

の場合は、Google Maps API Premieでと。


○開発時のライセンスKey
どうするかというと、localhostで登録しましょう。詳しくはFaqに明記されています。

○地図のPVに関して
地図PVの単位はタイルではなく、地図のリクエスト単位。
ただし、ドラッグ等で位置を移動せずに縮尺を変更した場合は、1PVにカウントされない。
#Premirだけかもしれません。

○無償版での制約
・地図のリクエストも50000PVを超える場合は連絡くださいとのこと。
#超えた場合どうなるのかまではわかりません。

・ジオコーディングのリクエストは15,000/day

・Google Static Maps APIのリクエストは1IPアドレス 1,000/day
#ただし、仕組み上エンドユーザーのクライアントからのリクエストになるはずなので、
#実質、気にしなくても良いかな?
#バッチで地図を大量に保存するみたいなまねはするなよってことでしょうね。
GoogleMapsAPIの話じゃないけど、こういうこと(深夜に大量リクエスト)して、
「一台のマシンからのリクエストなんで契約範囲内です!」なんていうユーザって結構多いのよ・・・

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